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撮影年月日 |
2013/11/16 |
撮影場所 |
栃木県古賀志山 |
学名 |
ROSACEAE Rubus buergeri |
科目・属 |
バラ科キイチゴ属 |
季節 |
冬 |
生育地 |
山野や沿海の山地の林縁や林下に生えるツル性の常緑小低木 |
分布 |
本州(関東地方南部・新潟県以西)四国、九州 |
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カミガカリ科か?!
11月16日、17日、栃木県の古賀志山にクライミングにでかけた。20分ほどのアプローチ。林下は赤い実だらけ。クライミングルートの岩の基部にも。
一粒摘まんで口に入れてみる。酸味がちで、ほのかに甘い。決して旨いとは言えないが、何とも言えない野趣な香り。
好きだな〜こういうの!
だけど…
はて?何イチゴだっけ?!
帰って図鑑で調べてみる。なんちゃらイチゴだからバラ科だよねってんで、まずは山と渓谷社のハンディー「野に咲く花」を見るんだが、記載がない。続いて「山に咲く花」。
あれーッ!?ないぞーッ!!
見落としたのではないかと、もう一度「野に咲く」を繰る。ない。「山」も探る。ない。
あれれー、なんでー?!!
他の図鑑も持ってくる。あれだこれだ、ひっくり返しているうちに、どういうわけか「フユイチゴ」という言葉が忽然と口をついて出てきたのだ。まるで神様のお告げを口にする巫女さんのように。
そこからは「なーんだ木本だったのね〜」となって、双子葉植物離弁花の「木に咲く花」の索引に「フユイチゴ」を見出すまで、そうは時間はかからかった。
ってかさー、あの「カミガカリ」は何だったんだろう?
アタシにそれ系の才があるはずもないが…
恐らく、冬に実るから冬苺なんて、まんまの名前、どこかで目にしたのが脳みその「未整理棚」に入っていて、やたら滅多らコンコンしたら、たまたま上手い具合に扉が開いたってな、そんなとこだろね。
ま、草花大好きの誉れってことにしておこう!
花期は9月から10月
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