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撮影年月日 |
2013/12/07 |
撮影場所 |
カリムノス島・ギリシャ |
学名 |
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科目・属 |
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季節 |
冬 |
生育地 |
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分布 |
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あきらめたハズの…
この島は岩とハーブでできている!まさにそんな印象だった。
2013年11月29日から12月10日まで、カリムノス島・ギリシャにクライミングにでかけた。
30日にホテルにチェックインしてお昼を摂った後、岩場に出かけた。
海岸ぺりの車道から岩場まで25分ほど、岩がごろごろの急な斜面を、息を切らしながら登る。ひと足歩く度に広がる芳しい香り!そう、広がる急斜面はまるでハーブ畑のようだった。多種多様なハーブが所狭しと自生している。
葉をつまんでは噛んでみる。スーハ―するようなミント系、ピリとしたセージ類、私の大好きなクレベラントセージ?もどき?(間違いなくクレベラントセージだと思うんだが)
花の時期はさぞかし香り高いお花畑だろうと想像するだに、うっとりする。
惜しむらくは、いくら温暖な地中海気候と言えども、時は12月になろうという冬季。さすがにハーブは花の時期をとうに過ぎてしまっているのだ。
どのクライミングエリアへでかけても同じくだった。それでも何種かハーブ以外の草花を発見して撮ることができたのだから幸いだったと、ハーブの花にま見えることはすっかり諦めていた最終日、この花を見つけた。
やったーッ!!
嬉しかった。葉をもむとタイムのような香り!よく見ると葉姿もタイムに似ている。コモンタイムでないことは間違いないが、恐らく近い類だと推測する。
「ここ歩いてるとお腹がすいてくる。パスタみたいな香りなんだもん」
一緒に行った仲間が何度も同じことを言っていた。
*エーゲ海・地球海に面した地域特性は「地球海気候」と呼ばれ極めて特徴的であるとされている。従ってそこに生息する植物も特有な進化過程や順応耐性を持するに違いない。残念ながらそういったローカルに充当する植物図鑑を入手できていないので、固有名や学名その他の科学的情報は明記できない。よしんば瓜二つなものが日本にあったとして、遺伝子レベルでどうなのかなど推し量る術もない。よって表題は公開順に順数で表すこととする。
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