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ヒマラヤHimalayan2014‐02


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撮影年月日 2014/09/09
撮影場所 ヒマラヤ、エベレスト街道。エベレストビューホテル周辺 
学名 --- 
科目・属 --- 
季節 秋 
生育地 --- 
分布 --- 

三度のヒマラヤリンドウ!

2014年の9月ヒマラヤに出かけ、ルクラから歩き始めアイランドピークへのアプローチの道すがら何度も見かけた。

「やっぱりお会いしましたね〜」
2010年11月にはヤラピーク5250m、2011年11月にピサンピーク6092m、2012年ダンプスピーク6035mと、これまでに4度にヒマラヤレンジの登山を試みているが、その都度この花をたくさん見かけた。過去3回が11月、この度は9月だから花期は秋ということなのだろう。

2014年9月9日。ナムチェ3440mに着いた翌日、高度順応のために3880m地点にあるエベレストビューホテルに上がった。ホテルの周辺はなだらかな草地の広い丘で、緩やかなアップダウンの斜面のそこここに咲いていた。

2010年同じ花をアップした際には、同年にカトマンズで見つけたヒマラヤ周辺の植物図鑑『FLOWERS OF THE HIMALAYA:OXFORD INDIA PAPERBACKS』OXFORD UNIVERSITY PRESSにより、リンドウ科リンドウ属の学名:Gentianaceae gentiana ornataと同定している。

その際しいて言えば「ヒマラヤミヤマリンドウか?」とした、この花だが、今となって画像をしげしげ見るにつけ、この度で体力に限界を感じてしまった身としてはもう一度会い見える日は来るのだろうかと、ふと寂しさが過る。

最初に見た時はまさか数年後に6000m峰にトライするなど夢だに思わなかったのだから、人生は摩訶不思議だ。
3度目のトライでようやく叶った6000峰登頂の道すがらに見たこの花はそれはもう格別には違いない。

*経験上、花の名を同定することは不可能と判断し、上記のようにヒマラヤHimalayan2014の01からの通し番号とした。まずは植物生息気候区分がネパールが亜熱帯であるのに対し、日本は温帯であるから、日本で入手できる国内生息の草花を集めた図鑑では到底こと足りない。よしんば似たような、あるいは瓜二つの草花を日本の図鑑で探し出したとしても、進化上DNAが同一かまでは判断できない。
が、記載のようにカトマンズで入所したオックスフォード大学監修の図鑑で探し当てた本草に限り、ラベルに記載することにした。


記:2015-04-14