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撮影年月日 |
2015/07/27 |
撮影場所 |
瑞牆山マルチピッチ「調和の幻想」基部周辺 |
学名 |
LILIACEAE Tricytis taitifolia |
科目・属 |
ユリ科ホトトギス属 |
季節 |
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生育地 |
山地の谷沿いや湿った林内 |
分布 |
本州、四国、九州 |
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ご褒美タマガワ!
2015年7月25日26日は小川山でゲレンデクライミングを楽しみ、贅沢にも続いて27日には瑞牆「調和の幻想」マルチピッチクライミングにでかけた。
前夜、篠原ガイドの例のダジャレ大会「調和の幻覚になっちゃったりしないように」を笑っていたが、いやほんとに幻覚を見るほどに、私には3年早い、クラック連チャンのハードマルチだった。
終了点から3回?懸垂で基部に戻った時はもう、よれよれのクタクタ。
だったが…
現金なもので、降り始めるとすぐにわくわく〜
「写真撮りたいのあるんですけど、いいですか〜」
そう、往路で目ざとく見つけて内心小躍りのタマガワホトトギス。あずき色点々のヤマホトトギス、ヤマジノホトトギスはよく見かけるが黄色い系のホトトギスの「タマガワ」は初めて見た。
嬉し〜!!!
じとじと水が染み出している岩陰で、広葉樹も葉を茂らせて濃い木陰をこしらえて、「タマガワ」はこの暑いのに涼しげに咲いている。
マルチピッチクライミング、何と言っても高度感がたまらない。そして内緒だがアプローチで待ち受けている草花との出会いが期待大。
2時間弱のアプローチが暑いやら、しんどいやら。それを払拭してくれる大きな楽しみを与えられている身の幸せを感じることでした〜
図鑑には、「京都府井出のタマガワに名を借りた」とあったが、「ホトトギス」の由来は記されていなかった。
鳥のホトトギスの腹の羽柄の、あのまんだら点々になぞらえたのかもしれない。
花期は7月から9月
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