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撮影年月日 |
2015/12/07 |
撮影場所 |
ターケーク・ラオス |
学名 |
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科目・属 |
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季節 |
秋 |
生育地 |
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分布 |
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夕暮れ美人
ラオスクライミングの確か2日目。その日は遠場へ行ってみようということになった。コテジ周辺の岩場と違い、これぞ亜熱帯雨林的な茂みに覆われた細い道を辿っていく。茂み下の薄暗い影地に、この02がグランドカバーするように群生しているが、およそ花らしきを見かけない。
樹林と樹林の合間の明るいブッシュ帯にちょうど背丈ほどのキイチゴの類かと思われる灌木が薄紅色のきれいな花をつけて群生していた。思わず見とれてしまう、花盛りの大群生!
けれど、倒木を何度も乗り越えたり、キョロキョロし過ぎたりで前行く人らに遅れ気味だったので、帰りに撮ればいいと足早に通り過ぎた。
クライミングを終えて戻りしな灌木帯にさしかかり、期待に胸を膨らませていたら、なんと花という花全部が萎んでしまっていた。
ち、なんてこったい!
ぽわぽわポンポンといい、同じ過ちをまた繰り返す愚行!
ほんと草花は一期一会だわ〜
歯ぎしりする思いで歩いていたら、樹林帯下に青い花が!
ラッキー!!
夕暮れ近い樹林下の薄暗がりになお、るり色が美しい。それにティヤードネックがゴージャス!
夕方目覚める向きもあるのね〜どおりで往路では見かけなかったわけだ。
なにせ年中暑いお国柄、草花も朝夕の涼なるを知れり、と言ったところなんである。ぽわぽわポンポンが寝起き美人なら、さしずめ02は夕暮れ美人!
*ラオスは日本とは植物生息気候区分帯を異にしているため、手持ちの資料では同定が難しい。さらに、よしんば酷似した種を探し得たとしても、同定の根拠が定かとは言い難い。よってRAOS2015-01からの通し番号とする。
*ラオスクライミングルポは追って…
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