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撮影年月日 |
2016/08/06 |
撮影場所 |
イタリア・ドロミテ山塊・5Torri周辺 |
学名 |
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科目・属 |
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季節 |
夏 |
生育地 |
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分布 |
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祝!再会!!
ドロミテ山塊5Torri(チンクトレ:5つの岩峰)周辺でたくさん見かけた。
この花は見覚えがある。
葉っぱはフキのようで、花はフジバカマかヒヨドリバナ風情。確か2014年8月にデボナ針峰(イタリア)に登った時に拠点となるエマニュアル2世小屋の周りに咲いていた。
デジカメのデータをほじくり出してみたら、そこそこ撮れてる。2014年ヨーロッパホルダーには、他にも何種もいいふうに撮れている草花が入っている。
のになぜか1枚たりともアップしていない。
なぜか?
って決まってるわ。なんか野暮用が重なったとかの言い訳で書きそびれてしまったというのが相場だ。
1か月後にはヒマラヤ行きが予定していて、初の6000峰トライを控えて緊張しまくりメンタルだったのかもしれない。その証拠にヒマラヤ山行で見かけた花は10枚上げている。恐らく、まずまずちゃんと撮れたもの全部だろう。
そりゃそうなるかもしれない。
2014年7月29日にヨーロッパに向けて出立しデボナ針峰登攀とグラン・パラディソ登山をして8月の11日に帰国。10月5日にはカトマンズへ向けて飛んでいる。なんとか山行ルポをやっつけるだけで精一杯だったのだ。
ってことにしといて…
かつて書きそびれた個体について、別の時と場所で再会して、なんとか書けているのだから、それはそれで喜ばしいことには違いない。
ひとつ花のことを記すのに過去の山行記録やら画像データやら見返すと、時を巻き戻したかのように様々が思い出される。そしてある種の「内心」にたどり着く。
そう、やっぱり山が好きかもしんない…
「高山植物ポケットガイド・スイスアルプス」と「Fleurs des montagnes」、「500fleura des Alpes par la couleur」3著を総合すると「Adenostyles aliariae Asteraceae(Compositae)」訳すと「アデノスティレス・アリアリアエ」でキク科アデノスティレス属ということらしい。ちなみにヒヨドリバナやフジバカマはともにフジバカマ属・Eupatoriumdaだ。手持ちの図鑑にはアデノスティレス属という属名は発見しなかった。イタリア語の属なのかしらん?
*ヨーロッパは日本とは植物生息気候区分帯を異にしているため、当地で入手し得た数少ない資料では同定が難しい。さらに、イタリア、フランスおよびその他の諸国によって名称も異なるため同定は知り得る限りは学名を付記し、イタリア・ドロミテ山塊で見つけたものはDolomiti2016−1から、フランスシャモニーで撮ったものはChamonix2016−1からの通し番号とする。
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