画像をクリックするとズームできます
撮影年月日 |
2016/08/06 |
撮影場所 |
イタリア・コルチナ・ダンペッツォ |
学名 |
--- |
科目・属 |
--- |
季節 |
夏 |
生育地 |
--- |
分布 |
--- |
|
ミソつけちゃった!!
さて今夏、ヨーロッパの地でまずまずの撮れ映えだった草花のラストだ。
Dolomiti2016−10とはしているが、正確にはコルチナ・ダンペッツォ-1と言った方がいいだろう。
8月2日〜16日までイタリア、フランスに赴いたが、前半はイタリア・コルチナで同じ宿(OLIMPIA)に5泊した。その駐車場ゲイトのはす向かいの家の小さなヤードに群れて咲いていた。咲きっぷりがあんまり見事だったので撮った。
もしかしたら園芸種かもしれないとは思った。なぜならこの花には既視感があったのだが、それがなんと岩根山荘の裏手の小さな花壇だったから、自生種ではない可能性が高いという気がするのだ。撮ったはいいが使わないでお蔵入りだな〜と。
ところが、件の「Fleurs des montagnes」で酷似種をみつけた。俄然、気色ばんだ。
酷似種はAnemone soufree Pulsatilla apifolia Renonculaceea Ranunculaceae。さしずめキンポウゲ科オキナグサ属のスフリケシといったところか?
それで、ネット検索してみた。断定はできないが…
うーん違うな〜
で…
結論はようわからん!同定もだが、自生種か園芸種かの判別も霧の中。我が「勝手に植物図鑑」は自生種のみ掲載が鉄則だが、せっかくここまで調べたから載せちゃうことにした。
最後の最後にミソつけちゃったかも知れない。
撮った時、実はかなり風があった。待っても止む気配はなかった。強く吹き付けると風の進行方向に一斉に花がたなびいた。コテジの小さなヤードが黄色い花波で満たされた。
風が方向を変える瞬間、あ、を言う間もない一瞬に花が止まる。息を詰めてその一瞬を逃すまいとカメラを構える。撮り終えたら眩暈がしそうだった。
それはまた、「幸福感」という錯覚がもたらされる一瞬でもあった。
*ヨーロッパは日本とは植物生息気候区分帯を異にしているため、当地で入手し得た数少ない資料では同定が難しい。さらに、イタリア、フランスおよびその他の諸国によって名称も異なるため同定は知り得る限りは学名を付記し、イタリア・ドロミテ山塊で見つけたものはDolomiti2016−1から、フランスシャモニーで撮ったものはChamonix2016−1からの通し番号とする。
*シャモニーでは1枚も撮れませんでした。
|