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撮影年月日 |
2018/04/02 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
BORAGINACEAE Omphalodes japonica |
科目・属 |
ムラサキ科ルリソウ属 |
季節 |
春 |
生育地 |
山地の木陰や道ばた |
分布 |
本州、九州、四国 |
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Spring has come!
同じ最寄駅近辺に移住してから30年近く。ここに移り住んでからも19年ほどになる。この辺りが横浜市の助成を受けて下手な整備が行われ、ツクバキンモンソウやタマノカンアオイが激減したり、イヌショウマが消滅したり、紆余曲折はあったが、なんとかヤマルリソウが棲む森がまだ元気なのは幸いだ。
里山周辺の田んぼ道をゆるゆるジョグすることはあっても、立ち止まったり、森に入り込んで草花を眺めたりすることは長いことなかった。
iphoneXに替えて、ついでに装着用マクロレンズを買ったら、庭の草花を試し撮りするだけでは物足らず、ジョグに持って行ったのが運のつきで、目の覚めるような出来映えにご満悦の体なのだ。おかげでつい立ち止まってしまって、トレーニングにならない。
なんて表情が多様なんだろうと感心する。この画像でも薄紫色のと淡いピンクのと明らかに違う表情をしている。他にも幾分花冠の青みが強くて、花芯に向かってついている筋色が紺色しているのや、花冠は薄紫だが、筋色が青っぽいのや、その逆のものや、一つの株で実に多彩で愛らしい。
まず日当たりはあまりよくはなく、かといって木漏れ日は射すが、湧水で常にジメジメしているような、ほの薄暗い樹林の下のそこここに小さな群れをいくつも形成していた。斜面や幾ばくかの半沼地のようなところを足がめり込まないように気を付けながらより愛らしい花付の株を探して撮る。
この森には桜はないのだが…
折しもソメイヨシノが満開を過ぎ風がなくてもどこからか花びらが舞って落ちて、ヤマルリソウの株上や株周りを賑やかに彩る。
いい季節だ。
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