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撮影年月日 |
2018/07/19 |
撮影場所 |
イタリア・ドロミテ山塊・5Torri周辺 |
学名 |
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科目・属 |
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季節 |
夏 |
生育地 |
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分布 |
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なるほど…
ドロミテ・チンクトレのシングルピッチ5.8だか5.9の基部にまずは見つけた。小さい株だったが岩の間にへばりついて咲いていた。踏まないように登っていって、ちょうど終了点で下のよりは幾大きな株を見つけて「ちょっと待って!」コールしてテンションしながら撮った。
休憩時間に見渡したら、基部から広がる斜面の岩に見事な大きな株を見つけた。
もう8年前になるのかモンブランに登りツェルマットに移動してマッターホルンにチャレンジしようとした。その年は雪が早くヘルンリ小屋に上がる途中の山道が凍結していて登山は中止になった。
ツェルマットの観光センター?で高山植物ポケットガイド「スイスアルプス」なる小図鑑を入手した時は、そりゃあ嬉しかったのを覚えている。岡田希代子さんという方が書いておられる日本語のありがたい図鑑だ。
それによると「サクシフラガ・オポシティフォリア(和名イワツヅリ・ユキノシタ科ユキノシタ属)」とあり、学名はSaxifiraga oppositifolia Saxofiragaceaeとしている。
一方、2年前にコルチナで手に入れたFleurs des montagnesによると花名をPotentille des Dolomite、科目属名らしきはPotentilla nitida Rosacees(最初のeはアクサンタギュ) Rosaceaeとしている。こちらはイタリア語だから短い説明文は解読ができないし、学名の記載がないから岡田さんのものととの同一性は測れない。
日本の図鑑、山渓ハンディ図鑑「高山に咲く花」にも「山に咲く花」にも「イワツヅリ」という名では見いだせなかった。ヨーロッパアルプ特有の花かもしれない。
岡田希代子さんによると学名のSaxifiragaはsaxum=岩とfrago=割る、からきていて、岩の間から咲く植物のイメージからつけられた名前だとか。さしずめユキワリソウならぬイワワリソウと言ったところのようだ。
確かにね〜
*ヨーロッパは日本とは植物生息気候区分帯を異にしているため、当地で入手し得た数少ない資料では同定が難しい。さらに、イタリア、フランスおよびその他の諸国によって名称も異なるため同定は知り得る限りは学名を付記し、イタリア・ドロミテ山塊で見つけたものはDolomiti2018−1からの通し番号とする。
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