画像をクリックするとズームできます
撮影年月日 |
2004/03/19 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Rosaceae Rubbus palmatus var. coptophyllus |
科目・属 |
バラ科キイチゴ属 |
季節 |
春 |
生育地 |
東日本の山野 |
分布 |
北(胆振地方)、本(中部地方以北) |
|
めっけたーっ!!
ほんとうは違うものを探して散歩に出かけ、目当てのものが見つからずに「しょうがないからバライチゴでも撮ってくかー」だったんだが、バライチゴでなかったばかりか、これがとんだめっけものだった。
山と渓谷社「日本の樹木」によれば、クサイチゴ、リュウキュウバライチゴともに「食べられる」に対しこれは「味がよい」ときたもんだ。
似たのに近畿以西、四国、九州に分布するナガバモミジイチゴにも「食べられる」としか記載がないのにである。
幼い頃育った周辺の山々で夢中で摘んで食べた「キイチゴ」は実はナガバの方だったと今知った。それだって実に旨かった記憶がある。
幾分酸味がちな野生の甘味、噛むと口の中でプチンとはじける感触が忘れられない。生えているところにはヤブをなして群生していた。
春のヤブ一面の白い花の頃もきれいだが、秋の実りの頃、黄みがかったオレンジ色の実が枝という枝に実るのを見つけると嬉しくてたまらなかった。
毎日のように飽きずに食べた。
それが「食べられる」なのに「味がよい」ってんだから、よっぽど旨いに違いない。
今年は秋が楽しみだわい。
|