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撮影年月日 |
2019/09/29 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
ORCHIDACEAE Gastrodia verrucose |
科目・属 |
キジカクシ目ラン科オニノヤガラ属 |
季節 |
秋 |
生育地 |
常緑樹林や竹林に生える |
分布 |
本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄 |
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方向音痴
件の里山を散歩してマヤランやタコノアシとお初に会見し、さてさて本日はそろそろ帰ろうかと思いながら、この里の主だの仙人だの博士だのと雑談していたら「クロヤツシロラン」の名が挙がった。するとその日知り合ったばかりの草花友だちが「それ見に連れてってよ」とリクエストした。翌日の午後3時ごろの待ち合わせになった。もちろん私も便乗した。
この里山はたくさんの谷戸が入り組んでいるが、まあ、散策の家族連れなどは決して分け入ることのない奥の奥の谷戸。しかもしまいには足元の悪い斜面を足探りしながら、ずるずると降りた竹藪がクロヤツシロランの棲地なのだった。
が…
「おかしいな、昨日も見たんだけど」
なかなか見つけられず、大捜索なんだが、竹の枯れ葉が積もった藪は薄暗く、しかも予習によればごくごく地味な茶褐色だから枯れ葉と同化して見つけにくい。
「とにかく、ゆっくり動いて、絶対踏んだりしないように!」
何やかやで小一時間経ったろうか、誰かが踏んづけたか、持ち帰ったかなんじゃないかとあきらめかけた時…
「あったー」
と案内人の声!
まあ、撮りにくいこと!!!
この表写真の4分の1ほど柄が小さく、この色で周りは薄暗く、そしてそして下向いちゃってる。ずいぶん前にコンデジは放棄したが、この時ばかりはモニターが可動のコンデジを再購入しようかと思った。
いまひとつピントが合ってないが、また来年お目にかかれるかわからないから載せることにした。
数日後、再訪しようと試みたが、どの谷戸の入り口だったかわからなかった!
ただの方向音痴!ともいえるのだが…
花期は9月から10月
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