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撮影年月日 |
2020/04/22 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
ORCHIDACEAE Cephalanthea falcata |
科目・属 |
キジカクシ目ラン科キンラン属 |
季節 |
春 |
生育地 |
落葉樹林内に生える多年草 |
分布 |
本州、四国、九州 |
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そこそこな春
この里でキンランを最初に見つけた時は心底驚いた。こんなクイーンが身近に見られるなんて奇跡だと思った。花期時期には毎年いろいろあっても見たくなって出かけてしまう。その割に、時にまだ葉茎が出たばかりだったり、ある年にはツボミを見かけてそれっきり花を見に行く機会を逃してしまったり、運よく花にお目にかかれることもあるにはあったが、撮ったとしても出来が今少しだったり、「勝手に植物図鑑」に挙げるいとまがなかったりで、結局「勝手に。。。」には一度もUPできていないまま、十数年が経っていることも驚きに値する。
今年はキンランを見に行くというプランではなかった。ツクバキンモンソウ探しに行ったのだった。10日ほど前にツボミ姿を見ていたから、わき目も降らずにありかに急いだ。がその道筋に目に留まったのがキンランだったのだ。この里山で知っているキンランの棲息場所とは違っていたから、驚いた。
ここで咲いているのならといつもの場所へ行ってみた。2株だがどちらも見事に咲いていた。一株に10以上の花が満開だった。残念なことににぎにぎしく咲いたそちらの方はもうひとつピントが合っておらず、幸い新天地で見つけたキンランは花の個数こそ少ないが、どういうわけか横向きに咲いていて、花の内部をうかがいしることのできる1枚が撮れた。
今春はそれなりに、そこそこいい刻が流れてもいるかもしれない。
花期は4月から6月
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