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撮影年月日 |
2020/04/19 |
撮影場所 |
神奈川県塔ノ岳 |
学名 |
GENTIANACEAE Gentiana esqarrosa |
科目・属 |
リンドウ目リンドウ科リンドウ属 |
季節 |
春 |
生育地 |
日当たりのよい草地生える2年草 |
分布 |
本州、四国、九州 |
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地獄の沙汰も花次第!
4月19日に塔ノ岳に上がった。ウスバサイシンやハルリンドウとさんざん戯れたにもかかわらず堀山の家までどうにか3時間ちょいでたどり着いて、しかもまだまだ行きたい気持ち満々な自分の状態にそれは嬉しかった。
さらにもう少しで花立山荘というところまで行きついてますます嬉しさが倍増する。
が、堀山の家から花立山荘は距離にしては約1.1qだが、標高差は350mとなかなかの急坂でキツイ。思わず足が止まる。
止まった足元に無数の小さい花。直径1センチあるかないかの花は撮るためにズームして初めてリンドウの類とわかった。見渡したらその個体数の多さに目を見張った。山道の土崩れ防止の杭の脚元にも、山道脇の草むらにも、そこら中ばらまいたように可愛いのが咲いている。
バンザイだ。花立小屋に着けたのも、コケリンドウに会えたのも。
花立からさらに山頂を目指そうという気になれたのも。山頂を踏めたのも。バンバンザイ!
その後の話はさておいてだ。
花立に戻って、歩みを速めて降り始めて間もなく左足の鼠径部に違和感が!!
時間経過で痛みが強くなる。おまけに右膝の関節痛も出てきて、早晩苦痛のあまりスピードが落ちる。
なんとようやく下山完了したのは19時。ヘッデンを付けて。
それでも地獄の辛さもなんのその。山頂を踏めた喜びは大きく、たくさんの草花に会えた幸福感で満たされた山行だったことよ。
花期は3月から5月
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