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撮影年月日 |
2004/04/24 |
撮影場所 |
奥多摩 |
学名 |
Saxifragaceae deutzia gracilis |
科目・属 |
ユキノシタ科ウツギ属 |
季節 |
春 |
生育地 |
山地の岩上 |
分布 |
北、本、四、九 |
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聴こえちゃったのよ
数馬峡遊歩道は白丸ダムを過ぎた辺りから少しずつ歩き勝手が違ってくる。
道が谷川にずっと降りて、岩がゴロゴロしていて歩きにくい。気をつけて歩かないと足首を痛めかねない。
山側も切り立った岩肌が多くなり、その先の山肌にちらほら青いの白いの花陰を認めたところで到底、登って近づいてみることなどできない。
ヒメウツギはあちこちで咲いていた。なんとも爽やかな「白」がまぶしいほど。
愛らしい花をたくさんつけ、それでいて、陽にさらされた岩の隙間から生え伸びる逞しさは見上げたものだ。
「可愛くてきれいね」
など彼女が言えば
「山の花は清清しいね」
と彼が応えるカップルの会話など、通りすがりに耳にするところをみれば、さすがに「雑草」扱いからは免れているらしい。
盗み聞きしたわけではないよ。
悪しからず・・・。
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