【初夏はお茶】神聖なるバジルのお茶はいかが?
インド
健康志向者が急増しだしたインド。本屋へ行くと、最近は健康コーナーに本の種類が多いのに気がつく。また次々と創刊される雑誌もヘルシー志向をターゲットにしたものが多い。
今日はそんなインドにちょっとした旋風を巻き起こしているハーブティーの紹介をしたい。
一般的なインドの紅茶屋さん
屋台で飲むチャイもいいけれど、「神聖なるバジル」と呼ばれるトウルシー茶は海外にも輸出をしていて、日本でも外国製品を扱う大きなスーパーなどで手に入る。アーユルヴェーダ教本においても、5000年も前から毎日この葉を摂取したら、風邪も引かず、医者いらずの体になると言われているくらいスゴイものだ。そもそも、神さまにお供えをする葉だから、多くのインド人の家庭にはこの葉が植えられている。それが"ホーリーバジル"と呼ばれる由縁だ。
インドでは現在も5000年前からの教え通り、毎朝この葉っぱを生のまま食べると風邪を引かないということで、嫌がる子供にも無理にでも食べさせている。ちなみにそれは父親の仕事だったりする。
そして、緑茶とトウルシー茶をミックスしたお茶が、なんとダイエット効果がてきめんと言われてブレイクしている。トウルシーの葉だけでも免疫力を高め、解毒作用にリラックス効果、さらには大量のオゾンを発生するから、空気が浄化される。もっと言えばホルモンの分泌を調整してくれる優等生なのだが、そこに緑茶の成分であるカテキンが脂肪を燃焼してくれるとなるので、この二つがブレンドされてパワーは倍増!
個人商店のミニショップでもちゃんとティーバッグにて数種類置かれているくらいだ。服用はとっても簡単で、食前にゆっくりと飲むだけ。不思議に空腹感を満たしてくれるので、バカ食いをする事もなくなり、無理なく痩せられる、らしい。1日に2、3杯が効果的だとか。
手軽に入れられるからOLの常備品
オフィスの休憩の時に淹れる事も出来る、今では若い女性には欠かせないお茶となっている。特に運動不足のオフィスワーカーの女性には人気の商品で、売り切れゴメン!の店も多いとか。
私の友人は、あまり運動をする時間がないため、この緑茶とミックスしたお茶に、生姜を擦って入れてみたところ、1カ月で3キロ減量に成功したと大喜び。3回の食事の前に1杯のトウルシーグリーンティを飲むだけだという。おかげで、ますますファッショナブルなドレスを買う楽しみが出来て嬉しそうであった。もちろん、その効果は個人の感想です、が。
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