【初夏はお茶】ニューデリーの癒し系ティーサロン
インド・ニューデリー
インドといえばダージリンのお茶。前回でもダージリンの紅茶について触れていますが、何種類もテイストしたはいいけれど最後は何がなんだかわからなくなりそうです。でも、化学肥料を一切使わずに作られた紅茶農園としては世界でも異例なメーカーがあるのです。それがマカイバリ茶園のダージリンティー。
この農園では、40年以上にわたりオーストリアの人智学者で、「シュタイナーシューレ」の創立者、ルドルフ•シュタイナー(1861−1925)のバイオダイナミック農法による紅茶の栽培をしています。
純粋なオーガニック紅茶のマカイバリ茶は日本でも知られていますが、その「マカイバリ茶」のティーサロンが昨年1月、ニューデリーで高級住宅街といわれるHaus Kahs Market(ハウスカーズ•マーケット)に日本人オーナー、石井博子氏によりHappy Hunterというショップ名でオーガニックティーサロンがオープンしました。自宅から徒歩で行ける距離でラッキー!と叫びたくなりました。ニューデリー広しといえども、個人経営の落ち着ける喫茶店はなかなかないからです。
紅茶だけでなくインド風のおみやげも多彩オーナー自身、子供のころからお父様の赴任先である、デリーに暮らした経験があります。20年以上に渡りニューデリーと東京を往復して、日本のマカイバリ茶代理店の窓口であるご両親の仕事を手伝っているうちに、ご自分もティーサロンを!と夢が実現したのだそうです。
インドで日本人第一号によるオーガニックティーサロン。?名前の由来はハッピーなハンターがハッピーをハントして、たくさんのハッピーをゲットしてほしいという店長の願いをこめてのネーミングです。紅茶以外にもかわいいインドチックなコースターをはじめ、ご自身のデザインするカップ、小物も多く、ブティックも兼ねています。特にチャイ用のカップは手にやさしく、私もほしくなりました。 内装はご自身が手がけて、窓1枚にしてもこだわったといいます。?あまりこだわりすぎて2カ月開店が遅くなったらしいですが、そこはノープロブレム!
「大変な事も多いけれど、過去は振り返らず前進あるのみ」
笑顔で語るチャーミングな石井博子さん。
オーナーの石井さん。内装もご自身の手でニューデリーで日常の喧噪を忘れて、遠くダージリンからやってきたオーガニックの紅茶と手作りスイーツで癒されて、駐在の人の心強い場になりそうです。
やさしい味のスイーツとともに
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