【夏は市場】アルジェのマルシェはエンターテイメント!
アルジェリア・アルジェ
暑い日が続いています。夏でございます。
アルジェの夏って、こんなに暑かったでしたかね?と、自分に問うてみる午後……。ま、夏ですから(笑)。
木陰で猫の昼寝に付き合っていると、涼やかな風が吹き抜けてゆきます。地中海性気候って、ステキだわ〜。
オトコの世界〜な、お魚セクション天気のハナシはさておき。
アルジェの市場といえば、何をおいても「マルシェ・プルミエメ」でございます。直訳すれば「5月1日市場」なわけですが、マルシェ? 何を気取って〜なんて思っちゃう筆者は、アラブ圏に長過ぎ?なお年頃でしょうか。でも、確かにおフランスのマルシェとは、ひと味もふた味も違いますのよ、奥さま。
他にも、地区ごとに大小様々なマルシェがありますが、拙宅からいちばん近いのは、ほぼ露天商の集合体というモノ。道端ショップですが、品揃えも良く、お値段も低めな設定で良心的です。
それでもやっぱり、アルジェの中央市場的なプルミエメは別格! アルジェリア産旬の野菜(秋には松茸もあります、ハイ!)、外国産の見目麗しいフルーツなどなど。ここは、アルジェの築地?っていうくらいアルジェっ子にとっては重要な市場ですが、週末には外国公館の公用車らがずらーっと並んだりもする、不思議なところでございます。野菜&果物、肉、魚、雑貨の店がセクションごとに並び、食肉のショーケースは必見! 丸ごとウサちゃん、ヒツジさんの頭(とその中味)、そんなレアものがあるんですのよ。新鮮さ、伝わりません?(苦笑) そんな精肉セクションは、見て回るだけでも楽しめる……というよりは避けたいかも?
マグロまるごとハウマッチ? 某商社がお買い上げしたとかしないとか…お魚セクションに行くと、なぜか和名でお魚をすすめてくれます。「タコ、タコ!」「エビ〜、アンコウ〜、イワシ〜」。かつては、日本人が多く住んでいたのですねえ。たまに、本当に築地みたく、マグロの解体場面が見られます。冷凍ではありません。思わず買ってしまいたくなりますが、お刺身や漬けにするには、ちょっとバクテリアが心配なワタクシでございます。
アラブといえば、デーツ!場外には衣料品やアルジェリアの陶器などの店があったりして、食料品を買わずともたっぷり楽しめるのですよ。マグレブな雰囲気たっぷりなドレス、買ってみたいっす〜。いつ着るのよ?という突っ込みはなしで。
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