【晩夏〜秋は祭り】東京のインド祭り その2

東京・インド

aki151116_01.jpg日印交流である最大級祭り、「ナマステ インディア2015」が代々木公園で9月26日—27日の二日間に渡って催されました。代々木公園と言えば昨年はデング熱の影響で騒がれましたが、今年はすっかり駆除され、雨もふらずに何とか2日間多くのインドファンやインドの人たちが楽しみに来ていました。

日本におけるボリウッド女王的存在アンジェラ•ラーガーさんの率いるダンスグループはかなりの盛り上がりを見せています。彼女は3年前ボリウッド・ダンサー、バラタナティヤム・ダンサーとして独立。迫力あるダンスと豊かな感情表現で南アジア系イベント、レストランのショータイムなどの他、ワークショップ、講師として活躍中。選ぶミュージックも歯切れよく、彼女のグループは皆歌いながら(実際は声を出していないかもしれませんが)躍っているから、詩の内容を把握して、パワフル、かつ手や指の動きまでにも全神経が集中されていて大変クオリティの高い評価を受けています。さすが大使館御用達!

特に日印の交流で披露しあった、和太鼓(鼓遊)は3歳から60歳まで幅の広い年齢層がいて、リズムが揃っていて素晴らしいパーフォーマンスでした。小学生の男の子も力強く、一生懸命に太鼓を叩いていて素晴らしいチームに皆が一心に聴いていました。若いリーダー的女性のパワフルなバチさばきにも圧倒されました。特にインドでは宗教のお祝いに太鼓演奏が欠かせないし、インドの人々はとても興味をもたれたようです。

会場ではインドのサリー着付けから、ヨーガ、雑貨など、仮想体験型催しが目白押し。アーユルヴェーダにヘナで手に模様を描いて行くメヘンディ、占いコーナーもありました。食べ物コーナーは日本中にあるインドレストランが集まったかという勢いでたくさんのブースが競い合っていました。メインは普段行かない所を選びそして最後のスイーツはごひいきの所で。
 
同行者の一美はどうしてもメヘンディをしてもらいたいとデザインを選んで、肩の所に入れてもらっていました。大阪から来たという女性で5年この仕事をしているらしいです。大体2週間は取れませんが、家事をする身では手の平やら腕に入れてもらっても水仕事をしているとすぐ取れそうなので、肩にしたそうです。

雑貨コーナーでも彼女は大張り切りでマサラバッグという丈夫なバッグを買ったり、ブラウスを数枚買ったりしていました。

来年は1日中いるようにしないと、どのコーナーも魅力的で家に帰りたくないくらいです。2日間の大規模なインドを理解するイベントが東京で開催されてインド人の友だちも、故郷の、普段はレストランには出ないおふくろの味を満喫できて嬉しそうでした。

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特集 特集記事   記:  2015 / 11 / 16

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