【素晴らしき世界と日本の川と河】ローレライのいるライン川

ドイツ・ライン川 

toku171107_01.jpg ライン川はドナウ川に続くヨーロッパで二番目に長い川で、全長は1233km。その源流はスイスアルプスのトーマ湖から始まり、リヒテンシュタイン、ドイツとフランス国境沿いを北に下り、ドイツの西部を縦断してオランダから北海に抜けています。下流では川幅も広く、特にドイツやオランダでは古くから水運が栄えました。またライン川はクルージングが有名で、ライン下り遊覧船がたくさんあります。特にマインツ(フランクフルト近く)からコブレンツまでの間は「ロマンチック・ライン」と呼ばれ、風光明媚な景色が楽しめるので観光客の人気スポットになっています。

デュッセルドルフに住む友達を訪ねたのは1月のある寒い日でした。コブレンツまで車を飛ばし、そこに車を置いて、電車で100km南のマインツまで行きます。その車窓から木々の間に垣間見えるライン川が綺麗という噂を信じて行って来ました。1時間ほどで到着したマインツはライン下りの出発点ですが、川の両岸には斜面を利用したブドウ畑が並んでいます。さすがにこの地方は白ワインが有名だけあります。遊覧船を待っているあいだ、ライン河岸のレストランに入り昼食とワインを思い切り堪能しました。
やがて遊覧船が到着して乗船の時間。川とはいうものの、遊覧船が大きいのに驚きながら乗り込みます。数十人を乗せて遊覧船がゆっくりライン川に乗り出すと気分爽快。広い川なのに水流は結構早いのです。両岸には絵葉書にあるような綺麗な家々が立ち並び、丘の上には中世のお城が見えて来ました。

かなり時間が過ぎたころに現れたのが有名な「ローレライ」です。それは川幅が狭くなっているところに突き出た岩山で、昔から多くの船が水難事故を起こしている難所です。そのために、「美しい少女が船頭を魅惑し、船が渦に飲み込まれる」というローレライ伝説が生まれたそうです。 川下りの終点コブレンツで遊覧船を降りて車に戻ると、川沿いのドライブを楽しみました。 デュッセルドルフに戻ると河岸にそびえるラインタワーや行き交うヨットにいつまでも見とれてしまいました。夕方にはナポレオンが訪れたというレストランで食事を楽しむと、ライン川を満喫した一日はあっという間に終わりました。懐かしのライン川、また必ず訪れますからね!

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特集 特集記事   記:  2017 / 12 / 01

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