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わたしこんなの買ってはる
ムコ殿、ミステリーハンターに!春のミステリーバスツアー(後編)
東京・茨城・千葉
30分1本勝負!いちごハンターたちの勇姿
偕楽園から20分ほどバスに乗り、12:20、今度はお隣の千葉県に突入。「うまかっぺ、鉾田のいちご」なんてのぼりが見えてきました。ランチのあとはデザートタイム、これは時期的にうすうす感ずいておりました。そう、いちご狩りです!
会場となるハウスには、ミルクの用意はなし。「うちのいちごは甘いからね〜」そんな自信がうかがえます。
よっしゃ!
ダイヤの形をしたものが美味しい、
種類は栃おとめ
種類は栃おとめ。「ダイヤモンドの形のいちごが甘いので、狙ってくださいね!」説明をうけるやいなや、ハンターたちのスタートダッシュの素晴らしさといったら。ムコ殿も何とか追走、ダイヤ…に見えなくもない一粒を摘み、パクリ。
お、これは確かに甘い甘い!
「このところ雨が多かったから、受粉するミツバチがうまく飛ばなかったんだよね」これでも甘さはもう一つ、と農家の方。さすがは自信のいちごです。
満たされ顔のハンターたちをのせ、バスは10分ほど移動。同じ鉾田市内のJA直営市場に停車すると、ビニール袋を1人2枚配給され、次のミステリーが明らかに。
「今度は、地元の野菜つめ放題です!旬のちぢみほうれん草とにんじん、思う存分お持ち帰りください」。(一同歓声!)
山盛りのほうれん草も、ベテラン女子の手で秒殺
ちぢみほうれん草は、普通のものよりやわらかく、アクも少ない種類。にんじんは、サイズLL!?普通の倍くらいの太さです。
卓球台ほどのテーブルに用意された野菜に、ベテラン女子たちの手がのびるのびる、詰める詰める!山盛りの野菜は秒殺と相なりました…。
今日一番の盛り上がり!?ほうれん草とにんじんがパンパンに詰まった袋を抱え、お土産手荷物リミットは寸前です。
しばらくバスは走り、14:40、今度は同じ千葉県内の水郷・佐原に到着。本日4ヵ所目、これはお得なミステリーツアーです。
「いよいよ本日最後、古きよき街並みの残る水郷・佐原の散策をお楽しみください!」
絶妙な配分でGETしたこの日のお宝たち
車中で見所マップはいただいたものの、知識ゼロでの散策スタート。ハンターたちはおのれの嗅覚を頼りに、小雨の街をさまようしかない!
水郷・佐原は、水運を利用した商業で栄えた街。当時の面影を残すお店も数多く残っていて、雰囲気あります。そんな中まず見つけたのは、200年近い歴史のあるという酒蔵。丁度、新酒を仕込んでいるという蔵を見学&お約束の試飲もOKです。
やった!
もう言葉はいらない、
東薫酒造の大吟醸「叶」は文句ナシ
こちらのイチオシ、さまざまな賞に輝く名酒・大吟醸「叶」を一口、そのさらりとした飲み口に、「あ、美味しいですねこれ!」即購入のムコ殿です。我が奥さまもハンターの血が騒いだのか、どぶろくを美味しそうにグビグビ。
街歩きで出会ったのが、お醤油ジェラート。はやりの「塩スイーツ」のような甘じょっぱさに香ばしさがプラスされて、後をひく味です。他にも、創業以来350余年という老舗の油屋さんでごま油も購入。完全に両手がふさがったところで、1時間半ほどの散策は終了です。関東近郊にも、まだまだ知らない土地はあるものですね。
カフェオレではなく、お醤油の香るジェラート
帰路も渋滞に巻きこまれることなく、19:00東京駅解散の予定が、17:40というスピード到着。得したような、損したような?しかも、ゴールに近づく首都高から眺める西の空には、今さらながらの夕焼け!今さら!?最後まで続くミステリーにハンターたちも大満足です。
一度行ったらヤミツキのミステリーツアー、我が家はもちろん来年も参加決定!
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特集 : わたしこんなの買ってはる 記:大野 俊介 2009 / 04 / 14