わたしこんなの買ってはる

韓国伝来よもぎパワーを買って"貼"る

北海道&韓国

折りしもその日はまだ北風が猛威を振るう真冬日……こちんこちんに冷えきった体で訪ねた友人宅で……「冷え性はもちろんのこと、生理痛や生理不順、更年期障害、便秘など女性特有の悩みに効果があるんだって!!!」と……。
目の前に置かれた草色のパッケージに視線を落とすと私にとってはまったく解読不能なハングル文字のオンパレードで、「これ、なぁ〜に???」

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これぞまさしく、“よもぎ色”というパッケージ
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私は韓国直輸入品を友人から購入していますが、
「よもぎ温座パット」の名で日本語版もアリ
血行促進や殺菌効果に優れるよもぎなど漢方薬草の蒸気を下半身にあてる、韓国伝統の民間療法のひとつ「よもぎ蒸し」を簡単に体験できる! 下着装着型パットなんだそうな。

この温浴法を取り入れた「よもぎ蒸し・YOSA」なら体験したことがある。衣類はすべて脱ぎ、専用ショーツをはく。首から下はマントにすっぽりと覆われた状態で、蒸気吐き出し口となる穴の開いた専用椅子に座る。内臓を守っている骨盤とともに内蔵を下半身から温めることで、いわゆる体の“芯”から温まる効果を生むわけだ。スチームで吸収した薬効は、美肌、ストレス解消、デトックス(解毒)も期待できるとあって、私も体験直後はじっくりとあったまった体に感動し、「美と健康のためにこれは続けるべきだわ!」と意を決したのだったが……。頻繁に通うだけの時間・労力・経済が伴っていなかったという現実にぶち当たり、断念。以来、「これぞ!」と思える出会いもなく、冷え冷えとした日々をこの冬も過ごしていた。

……という経緯の果てに、めぐりあった「よもぎパット」。深いご縁を感じずにはいられない。

即、使用。

蒸し器でほっこ〜りと湯気を上げて温まっている蒸しパンの如く、体がほっかほか♪であることの穏やかな安らぎを実体感。

即、1箱(10個入り)購入。

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日本古来の民間温浴療法「温泉」。
露天風呂に体を沈めた瞬間、
日本人に生まれて良かった!といつも思う
よもぎ成分が織り込んであるパンティライナーに専用発熱体を付け、あとはそのライナーを下着に“貼る”だけという手軽さ。発熱体を使うため低温やけどに気をつけること(まだやけどの経験はなし)、発熱時間が約6時間の使い捨てであること(決してエコとは言えない)といった気になる点はあれど、冷えによる不調を抱えている身にとっては、ありがたい“優れもの”であることには間違いない。日本古来の民間温浴療法である「湯治」にしても、車無しの都会生活者にとっては、「たまにはのんびり温泉でも……」という程度が現実だもの。

さすがは美と健康の先進国・韓国よね! そう韓国の友人にメールを出す。その返事によれば、この「禮知美人」(yejimiyinと発音するとのこと)なる商品、韓国ではそこらの小さい店でも置いているくらい、ごくごく一般的な日用品のようである。

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今回は道内産素材にこだわる"もち処"
一久 大福堂(http://www.daifukudo.co.jp/
をチョイス♪
こうして、我が意を得たりの出会いに喜びつつも、体の内側から薬効を享受するという視点で、このよもぎを別の形で“吸収”して相乗効果を生み、さらなる至福感を高めることはできないものだろうか……? 飽くなき探究心(と言っていいものかどうか)は、自ずと「食」としてのよもぎへと向くわけです……。 そして、あまりの単純な発想にあきれつつも、寒空の中、あったかい体で元気良く「草もち」を買いに家を飛び出していく私なのでした。

1個や2個の草もちを食べたところで、よもぎ成分を充分に消化吸収できたとは決して思っていませんが、幸せ気分は満点。「病は気から」ということわざに従い、こころのケアも欠かさずに!ということで、ね。











特集 わたしこんなの買ってはる   記:  2011 / 04 / 04

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