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買ってらっしゃいませ、お客サマー
乱入「Bohemian Night」--生来ボヘミアンですが!......
東京・六本木
ボヘミアン勢揃いの「Bohemian Night 」 8月7日の夜、連載「bacchusうなぎのBar-Hpping」に毎回イラストを描いてくれているまつばらあつしさんの紹介で、「Bohemian Night」なるイベントにスタッフと2人ででかけた。
webマガジン「Bohemian」の主催。
出版・編集・放送・音楽、さまざまなメディア関係者が集う、いわば「業界交流パーティ」ということで、半分は「面白い出合いがあるかもしれない」と期待し、サイト「Bohemian」のかもし出すいくぶんサブカルチャルな匂いに興味津々。できれば「あそびすと」サイト、「アラカン企画」のPRもしたいなど、下後心もあって当然。
期待にたがわぬ「不思議ちゃん」コスチュームの彼女は廃屋モデルのシオンちゃん。これまた不思議な世界に特化したモデルさんだ。どんな絵柄なんだか想像するだに「不思議」としか言いようもない。
2杯目のビヤグラスを開けたころから、ゾクゾクと参加者が増える。人いきれでムンムンする中、この類のイベントにはつきものの名刺交換。イラストレーター、ライター、ミュージシャン、イベントコーディネーター、なんちゃらコーディネーター、プロデューサー……
「面白い出合い」など言いながら、こうみえて“内気な”もので、どっかり腰をすえて動かない。まつばらさんが引っ張ってきてくれる人とはどうにか名刺交換なるものの、もっぱら杯を重ねる。当然、酔う。そのうち楽しくなってイタズラ心もムクムク。まつばらさんのアフロ・ヅラをかぶったり。
被るアラカン編集長。左はまつばら氏 と、フロアが回ってくる。
「5分間アピールしませんか?」
これがあるだろうとは予想していた。予想していたが故にじゃんじゃん飲んで酔っておいた。いやほんと。
気がつけば150人ほどの若い人らでフロアはごった返している。年嵩のどこやらのお歴々ふうの方々は招待席にどっしり構えているわけで、もしかしたら最年長?なオバチャンはシラフじゃ「はい、やります」は言えません!
「やります」と言ったからにはノビノビやりましょ。のためにはじゃんじゃん飲んで酔った勢いも借りましょ。で、またまた杯を重ねる。
しゃべるアラカン編集長。貫禄が違います ノビノビやりましたとも! 何度「あそびすと」を連呼したことか! アラカン企画もしっかり宣伝しましたとも!
まあ、人、人、人の喧騒の中、一体どのくらいの人が聞いていたことやら、そこまでは「知らんがな」ではあるが。
「TVライブ出演もいかがでしょう?」
なんでもBohemianサイト上で動画をライブ配信しているとか。パーソナリティーはロバート・ハリス氏。講談社プラスアルファ文庫「エグザイルス(放浪者たち)—すべての旅は自分へとつながっている」をはじめ世界を放浪した様々を綴った著書は多数。J-WAVEナビゲーターとしても若者に絶大な支持層を持す作家だ。
こうなりゃ、なんでも来い! 出なきゃウソでしょ!!
そのために来たといっても過言ではないチャンス。もっけの幸い。討ち死に本望。
「出番です」
と言われて、とんとドッキリもせず、のっけから
映るアラカン編集長。
その模様は近日中に公開予定です 「アラカンなんですけど、彼氏募集してもいいでしょうかあ」
なんてロバートさんを驚かせたり、よくもまあ、これだけしゃべり倒せたもんだと「酒精」の力には恐れ入る。
なんと、ロバートさんもアラカン世代で、しばしアラカントークで盛り上がり、司会の弓月さんに「で何をアピールに?」、「まずはお名前を」など。
グッデングデンではあったが、それはそれ。「あそびすと」ならびに「アラカン企画」のアピールは抜かりなく。思いのたけを熱をこめて。
途中で「巻いて、巻いて」の指示が出てらしいが、そんなのはそれこそ「知らんがな〜」。
「Bohemian」主催の「Bohemian Night」で天下のBohemianっぷりを発揮したのであったことよ。
うーん、ボヘミア〜ン!!!
え? すっかり食べ物のことを失念した。
ハッと気づいてテーブルにかけ寄った時はすでに遅し。ローストビーフもフライドチキンも何もかも売り切れ。トマトソースのパスタしか残ってなんだ。
ス、ス、スンマセ〜ン!
やっぱりアルコールはほどほどに、ね。
*しばらくの後、TVライブ動画はサイト上で見られるようになるらしい……そのときはここにリンクしちゃおうかしら(笑)
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特集 : 買ってらっしゃいませ、お客サマー 記:小玉 徹子 2009 / 08 / 13