勝手に読書録
まあ、文庫本なのにかさばること! 夏の、しかも新宿を舞台の今の今を描いた8編が編ま…
剣岳 -点の記-
記:小玉 徹子
2008 / 08 / 25
本作を百倍楽しむ法のひとつが「剱岳に登ってみよ!」であることは間違いないだろう。実…
猛き箱舟(上下)
記:小玉 徹子
2008 / 05 / 22
「虹の谷の五月」「砂のクロニクル」「神話の果て」「緋色の時代」「流沙の塔」&hel…
平成元年に30歳を迎えた層。すなわち団塊の世代のひと世代あとに該当する向きには、読…
出たよ、出たよ。待望の「伊良部先生シリーズ」第2弾! Book1stの店頭で偶然み…
何といっても桐野作品に登場する「男前」な、ツオイ女にはほれぼれする。だから、どうし…
アッシュベイビー
記:小玉 徹子
2007 / 11 / 02
ヤバイね。アブナイよ、マジ。 エロチック、グロテスク、サイケ・ファンタジック、ポエ…
「情動を抑えた書き口」と評すると作品の理解を取り違える。 感情が抑制されているので…
やっかいな作品。 少々の息苦しさを覚悟した方がいいかもしれない。闇の中を手探りで歩…
イン・ザ・プール
記:小玉 徹子
2007 / 10 / 13
電車中読者の方はご用心。 思わず「アハハ」とやっちゃって、慌てて周りを見回したりす…
ウランバーナの森
記:小玉 徹子
2007 / 10 / 12
独特な読後感。 読み出し、チョイ面倒っちかったりもする。 特異な雰囲気になじんだこ…
さてこれは刑事もの? 刑事が犯人を追うのだからして。いやしかし、ちょっと枠外のよう…
サウスバウンド
記:小玉 徹子
2007 / 09 / 19
まあ、面白いから読んでみて! あっという間に上下巻を読み通してしまう。 2006年…
小気味いいスピード感、チャーミングな舞台設定のミステリーといった桐野作品に対する既…
墓地を見おろす家
記:小玉 徹子
2007 / 08 / 21
おっと! 「結局何がいいたかったのか?!」「人間観・自然観は?」「一体、何がしたか…
愛人 -ラマン-
記:小玉 徹子
2007 / 08 / 15
恐ろしく感覚的。説明がすっ飛んだ舌足らずとも思える短か目のセンテンス。 大昔前に、…
モデラート・カンタービレ
記:小玉 徹子
2007 / 08 / 15
「普通の速さで」「歌うように」。 作中、たびたび目にする曲調を表す音楽用語。さて、…
知りたがりやの猫
記:小玉 徹子
2007 / 06 / 28
世の殿方・男性諸氏。 「あら〜いや〜ん」 しどけなく愛らしい甘えの裏で「バッカめ」…
信州の四季の移ろいや身辺の様々、医療従事者としての日々に寄せたエッセイ。それぞれは…
阿弥陀堂だより
記:小玉 徹子
2007 / 06 / 02
懐かしさで満たされる。 日本の原風景の中で「和」な「死」が語られる。 人間、このよ…