勝手に読書録

ヒトラーの防具
記:  2005 / 10 / 10

ジャケットのポケットに入れて持ち歩くと、間違いなく型崩れする。上下とも550ページ…

薔薇窓
記:  2005 / 09 / 11

各400ページちょいが上下。そこそこのボリュームだが、読み始めてみると苦にはならな…

12年目の映像
記:  2005 / 09 / 06

これは年代によって読後感が大きく違うだろう。どの世代にとっても、「ずっしり」な「作…

賞の柩
記:  2005 / 09 / 05

賞とはノーベル賞のことである。 英国人研究者アーサー・ヒル博士のノーベル医学・生理…

臓器農場
記:  2005 / 09 / 03

タイトルからして「いかにも」である。安心して読み始められるがいい。箒木蓬生フィール…

三たびの海峡
記:  2005 / 09 / 01

主人公は朝鮮人。物語は彼が釜山から日本へ向けて船に乗り込むところから始まる。 彼に…

白い夏の墓標
記:  2005 / 08 / 26

徹頭徹尾、箒木作品のスピリットを楽しめる。 目次に並ぶ耳慣れない章タイトルが何を意…

カシスの舞い
記:  2005 / 07 / 20

本書を入手したら即座にカバーをかけること。 巻末「解説」は最後に読むこと。箒木作品…

受精
記:  2005 / 01 / 17

たとえば船の長旅のお供には是非おすすめの一冊。  結構なボリュームなんだ…

夏と花火と私の死体
記:  2002 / 10 / 03

これはびっくりな作品。 ちょっとした「はずみ」で友だちを木の上から突き落として殺し…

凛冽の宙
記:  2002 / 09 / 26

ほぼ日本の今の今が語られる。 「そも不良債権とは?」「なぜ膨れ上がったか」「どう…

月のしずく
記:  2002 / 09 / 17

96年から97年にかけて文藝雑誌に掲載された7編を編んだ短編集。 ちょっと疲れてし…

GOTH 僕の章
記:  2002 / 09 / 17

さて、本作は何といえばいいのか。 「触れれば切れるようなセンシティヴ・ミステリー」…

孤独の歌声
記:  2002 / 08 / 19

完全無欠かどうかは別として、これはカンペキ、ミステリーである。 テンポは幾分、ゆっ…

家族狩り
記:  2002 / 08 / 13

平成8年第9回山本周五郎賞受賞作品。 本作品は「永遠の仔」の原点として位置付けられ…

森の中の海
記:  2002 / 07 / 30

例によって「わが国は・・・」がそこここに連発される。 いつのころからか説教節が重奏…

溢れた愛
記:  2002 / 07 / 17

1996年から1999年に「小説すばる」掲載された短編4編を書き直し、まとめられた…

永遠の仔
記:  2002 / 07 / 17

恐ろしく分厚い上下巻、しかも中は細かい字の2段組が読み始めると止まらない。 老人病…

花伽藍
記:  2002 / 07 / 10

2000年11月から2001年12月に小説新新潮掲載の5編を掲載順に編んだ短編集。…

風のかたみ
記:  2001 / 12 / 18

おどろおどろしき妖術を操る陰陽師など、時代物ならではの面白みも堪能しつつ、今昔物語…

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