勝手に読書録
サグラダ・ファミリア 聖家族(文庫)
記:小玉 徹子
2001 / 08 / 02
通常とは異にするセクシュアリティーを有す者の恋物語の底に、読者は別の世界を見る。 …
表題の「プラナリア」他5作を納めた中編集。 全く別の5作品が、まるでオムニバス仕立…
女ざかりの痛み
記:小玉 徹子
2001 / 06 / 19
なんともはや、正直なエッセイ集である。 「家にいたい女」も「仕事したい女」も必読の…
人を何かへの反応タイプに区分するとして、その一つの方法に小説を読んで「欲情する」「…
顔に降りかかる雨
記:小玉 徹子
2001 / 02 / 17
あと書きに、本作品は作者がミステリー作家として本格デビューし、江戸川乱歩賞受賞なっ…
なぜとはなしに最初から読み始めた。ぱらぱらっと頁をくった時にきれいな挿絵が目に飛び…
中年ちゃらんぽらん
記:小玉 徹子
2001 / 01 / 30
「夫婦とはお互いに空気のような存在だ」という言い方がある。 何かの縁で、あるいは様…
雨の日には車をみがいて
記:小玉 徹子
2001 / 01 / 30
ビートルズが来日し、常磐ハワイアンセンターがオープン。中国に文化大革命がまきおこっ…
狼たちへの伝言
記:小玉 徹子
2001 / 01 / 29
『真のインテリジェンスを備え、退くことを拒み、こだわるべきところは断固こだわる。常…
笑いのモツ煮こみ
記:小玉 徹子
2001 / 01 / 29
時間を持て余しそうなとき。たとえばルーズな人との待ち合わせ、歯医者さんの待ち時間、…
思い出トランプ
記:小玉 徹子
2001 / 01 / 28
どれも20頁たらずの11作品を集めた掌編集。短編・掌編集というと、たいてい中につま…
主人公の勇は高校生。剣道部に所属し、土曜日には市の警察署で高段者と市内を交えるのを…