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勝手に植物図鑑

RAOSラオス2017-03

お馴染さん!

タイの草花で検索して見つけた。
タイではツアライ(Tua-lai)と呼び、ご飯や菓子を染める天然色素すなわち食紅として用いられるとか。えげつない青い色の食べ物を目にした向きもあるかもしれない。英名はButterfly pea。アントシアニンを含むところからハーブティーはアンチエイジング、眼精疲労 などの薬効があるとされる
ムラサキチョウマメモドキ。学名はCentro Campanilla Choreque Patito Pin-Pin Gallinita
マメ科セントロセマ属の多年生のツル植物。原産地は中央アメリカで世界の熱帯・亜熱帯地域で広く帰化状態にあり、日本でも西表島で帰化が見られると。

ラオス、ターケークの郊外のクライミングエリア、グリーンクライマーズホームのあちこちで見かけた。中等程度の木をツルで多い尽くすほど繁殖しているものもあった。遠目にも紫の花は目についた。中に青みの勝つもの、ピンクに近いものもあったが、日照や土質の違いなのかどうか、個体差の理由はわからない。
昨年来た時も一昨年にもこの花を見かけた。よほどポピュラーな草花なのだろう。もし来年もこの地を訪れることがあるなら、またこの花は容易に探せるだろう。
キャンプのレストラン棟では女主がハグで迎えてくれた。「saw you last year.happy to meet you again!」
幾度か訪れてここが馴染の土地になり、馴染の地にはなじみの草花が見つけられる。それはやはり、幸福なことなのだと思う。

*ラオスは日本とは植物生息気候区分帯を異にしているため、手持ちの資料では同定が難しい。さらに、よしんば酷似した種を探し得たとしても、同定の根拠が定かとは言い難い。よってRAOS2017-01からの通し番号とする。(撮影順)

撮影年月日 2017/11/23
撮影場所 グリーンクライマーズホーム・ラオス
学名
科目・属
季節
生育地
分布