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勝手に植物図鑑

コウヤボウキ

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買い換えよ!iphoneⅩ

奥多摩は日の出山からつるつる温泉に降りる途中の山道脇でまずはカシワバハグマを見つけた。ショックの余りチラ見して通り過ぎようとした。2,3歩進んだら今度はコウヤボウキをみつけて、今度は立ち止まってしまった。御岳山から大岳山へ向かう途中でアキチョウジを撮ろうとしてsdカードが装着されておらず、おまけに内蔵メモリー満杯メッセージを見た時は「どうせ、もう花も終わりだから」と大事に思わなかったのだが、カシワバハグマとコウヤボウキを目の前にしては、そうは問屋が卸さなかった。
どうしても撮りたい!

携帯で頑張った。6sだとこれが精いっぱい。残念なことに中心部の濃い目のピンクの毛玉が写らなかったが、よしとしよう。カシワバハグマはブレブレで使い物にならなかった。
*当コーナーTOPの検索窓で「コウヤボウキ」と入力して、ピンクの毛むじゃらをご覧ください。

「誰がこんな精緻を考案したのだろう?」
草花をしげしげ見つめると、いつもそんな愚問で胸を熱くする。いやあ、ぜひ検索窓を開けてご覧あれ。まあ、愛らしいこと!!

おっといけません!カシワバとコウヤで30分もロスしてしまった。先を急がねば!日が暮れる!!ガンガン降りたら左膝と右足首、それに右足薬指の腹が痛くなったが、よかったよかった。暗くならずに下山終了!
つるつる温泉、甘露!
生ビール、甘露!!

やっぱiphoneⅩ、出たら買い換えよう。
それなら毛むじゃら毛玉がきっと撮れる!

花期は9月から10月

撮影年月日 2017/10/18
撮影場所 日の出山からつるつる温泉に降りる途中の山道脇
学名 Compositae Perya scandens
科目・属 キク科コウヤボウキ属
季節
生育地 山地の日当たりのよい、やや乾いたところに生える小低木
分布 本州、四国、九州