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勝手に植物図鑑

キクザキイチゲ

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迷った挙句…

GWの初っ端、4月28日、29日、テントを背負って丹沢を縦走した。最初は塔ノ岳から丹沢山に向かう開けた稜線を降り始めてすぐの笹原にみつけた。以降、稜線沿いにアズマイチゲと混生して、たくさん咲いていた。

キザキイチゲだとは思ったが、同定するのに念のため図鑑をくって迷いが出た。
「もしかして、コキクザキイチゲ?」

大迷いの挙句、やはりキクザキイチゲと同定するに及んだ。撮った画像、特に大画像だけ見れば、誰でも迷うかもしれない。サムネイルとズーム、両者の画像は果たして同種なのか?と。

で、撮った時の周りの環境、他株の花付の様子などなど思い返して、ようやく結論が得られた。

なぜこうなったか?訳は簡単。
開けた稜線で、しかも上天気。となれば明る過ぎて、大概の草花はハレーションして真っ白けになる。なんとか鮮明に写るようにあれこれ探し撮りすれば、サムネイルとズームの画像はオブジェクトの個体差がでた結果になったりする。

あ、何理屈こねてんだろ?!
要するに、ヘタクソ!この一言に尽きる。

ま、ちょっと発育不全気味なの撮っちゃったのかな~
コクキクザキイチゲが神奈川県箱根山が基準山地、って説明にも惑わされたしね~

花期は3月~5月

撮影年月日 2012/04/28
撮影場所 塔ノ岳、丹沢山周辺
学名 Ranunculaceae Anemone pseudo-altaica
科目・属 キンポウゲ科イチリンソウ属
季節
生育地 山地の落葉樹林内に生える多年草
分布 北、本(近畿地方以北)
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