トウゴクサバノオ
ゼーハーからキョロキョロ
カーイイ~!!!
撮った時点ではその名を知らず、あまりの愛らしさににっこりしてしまった。
変わってる!!
和名は「東国鯖の尾」と書く。どこが鯖?の尾?!
腕がアレなんで本画像では見えないが、中心部のツブツブっぽいのの周りに黄色いのが見えるが、実はそれが花弁で外回りのクリーム色した、いかにも「花びら」は萼片なんだって。そしてその真性花弁の形は、鯖の尾に似てるといえば似ているような…
東国ってからには西国ってのも、ほんとにあって、「サイコクサバノオ」という。いずれにしても山渓ハンディ図鑑「山に咲く花」には命名のいわれまでは記載されていない。
直径6㎜から8㎜、1センチにも満たないごくごく小さな花は、青み魚の「サバ」のイメージとはほど遠い可憐でいたいけな風貌。もしかしたら花ではなく、葉の形から連想された命名かもしれない。
4月28日、29日とGWの初めにテント泊で丹沢を縦走した折に、塔ノ岳から丹沢山へかけてと、蛭ヶ岳へ向かう稜線上、開けてはいるが、低木が影を作っているような山道脇に何度も見かけた。
初めて見る花を見つけたものだから、それ以降の歩きが、全く違うものになった。
キョロキョロ~
夏期は4月から5月
撮影年月日 | 2012/04/28 |
撮影場所 | 塔ノ岳、丹沢山周辺 |
学名 | Ranunculaceae Isopyrum trachyspermum |
科目・属 | キンポウゲ科シロガネソウ属 |
季節 | 春 |
生育地 | 山地の沢沿いなどに生える多年草 |
分布 | 本州(宮崎県以南)、四、九 |