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勝手に植物図鑑

タカネセンブリ:高131p

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ご褒美登山

唐松岳に登った。白馬八方からゴンドラ&リフトから見下ろすと、シーズンならば広々としたスキーゲレンデが、一面のお花畑に変貌していた。高鳴る胸を押さえつつ歩き始める。これほど草花を撮りまくれる登山はここ2、3年なかった。実はこの度は第一ケルンまでは本郷ガイドのジュニアとお嬢ちゃんがママに連れられて一緒だから、歩きはウルトラゆっくりペースという願ってもないシチュエーションなのだ。

「たまにはこういのもいいでしょう」唐松岳山頂荘で生ビールを飲みながら本郷さんが言った。「山が嫌いになっても困るからね」と。
どうやら今回は「ご褒美登山」だったらしい。

第一ケルンでも待ち時間はたっぷりあった。周辺の草花を撮りまくった。ふとみるとケルンのすぐ脇の茂みに小さい花だが、よく見るととても美しい青い花を見つけた。
「何だろう?センブリに似ているけど」と言ったら「そうそう、さっき同じ花に名札が立ってたよ。確か『タケネセンブリ』とか」と飯島ガイド。

画像の四分の一ほどの小さな花。
「あああ、新しいカメラに早く慣れなくちゃ」と思うのはこんな時。せっかく花モード・マクロにめっちゃ強い最新デジカメを買ったにもかかわらず、使えるようになっていない。
もう少しちゃんと新機種学習していたら、もっとこのタカネセンブリを美人に写してあげられたんだが。

なんとも無精でスンマセン…

それにしてもオフィシャルな分布が八方尾根限定とは!!!

花期は8月

*和名の後の「高」以下は、「高山に咲く花」山と渓谷社の131pを参照し同定したことを表す

撮影年月日 2011/07/21
撮影場所 白馬八方尾根
学名 GENTIANACEAE Swertia terapetala ssp.micantha var.happoensis
科目・属 リンドウ科センブリ属
季節
生育地 高山帯の蛇紋岩地に生える1~越年草
分布 分布:本州(八方尾根)。日本固有

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