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勝手に植物図鑑

ヒマラヤHimalayan2014‐08

望郷花

アケボノソウにそっくり!花姿と色合いが瓜二つ!!
とは思ったんだが…

図鑑で調べると明らかな違いを発見する。花弁の数がアケボソウが5枚なのに比し、こちらは4枚。そして花弁と交互に広げている萼片が花弁より長い。まリンドウ科のご親せき筋には違いないだろうが。

2014年9月5日から同月29日までの24日間をかけてヒマラヤのアイランドピーク6120mに登るためにネパールへ出かけた。
19日登頂、23日ルクラ帰着・下山完了、25日カトマンズに帰還した。日本へ発つフライトまで予備日があったので、現地のガイドさんにお願いして、カトマンズ校外の岩場へクライミングにでかけた。

ハッティロック(象さん岩)の基部周辺は日当たりのよい草地で花期を迎えた草花がそこここに多種、咲いていた。アケボノソウと思ってしまったほど、見覚えのある花姿に帰国も近いという望郷の念とが重なったのかもしれない、やたらと心懐かしい気がした。

*経験上、花の名を同定することは不可能と判断し、上記のようにヒマラヤHimalayan2014の01からの通し番号とした。まずは植物生息気候区分がネパールが亜熱帯であるのに対し、日本は温帯であるから、日本で入手できる国内生息の草花を集めた図鑑では到底こと足りない。よしんば似たような、あるいは瓜二つの草花を日本の図鑑で探し出したとしても、進化上DNAが同一かまでは判断できない。

撮影年月日 2014/09/27
撮影場所 ネパール カトマンズ郊外 ハッティロック周辺
学名
科目・属
季節
生育地
分布