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勝手に植物図鑑

ヒマラヤHimalayan2014‐09

嬉しくなっちゃう!!!

これはまた典型的なシソ科と見受ける。花穂はたくさんの花をつけ、しかも薄紫のものに混じって中にクリーム色のものが混じる。萼は赤紫、薄紫、葉緑とグラデーションしている。ひとところに数本花穂が立つ様は、なんとも華やかでゴージャスだ。

2014年9月5日から同月29日までの24日間をかけてヒマラヤのアイランドピーク6120mに登るためにネパールへ出かけた。
19日登頂、23日ルクラ帰着・下山完了、25日カトマンズに帰還した。日本へ発つフライトまで予備日があったので、現地のガイドさんにお願いして、カトマンズ校外の岩場へクライミングにでかけた。

何といっても熱帯域のお国柄の9月末だから、標高のさほどでない岩場へ出かけるとあって新たな出会いは大いに期待した。
やっぱりね~
内心ほくそ笑んだ。かなり急で危なっかしい斜面を額にうっすら汗をかいて到着したハッティロック(象さん岩)の周辺は日本人肌感覚て言うと晩夏か初秋の陽気で、たくさんの草花があっちに1、2株、こっちに2、3株、あるいは、わいわい群れてと、目を奪われる体をなしていた。
なぜに、こう嬉しくなっちゃうかね~

*経験上、花の名を同定することは不可能と判断し、上記のようにヒマラヤHimalayan2014の01からの通し番号とした。まずは植物生息気候区分がネパールが亜熱帯であるのに対し、日本は温帯であるから、日本で入手できる国内生息の草花を集めた図鑑では到底こと足りない。よしんば似たような、あるいは瓜二つの草花を日本の図鑑で探し出したとしても、進化上DNAが同一かまでは判断できない。

撮影年月日 2014/09/27
撮影場所 ネパール カトマンズ郊外 ハッティロック周辺
学名
科目・属
季節
生育地
分布