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勝手に植物図鑑

ヒマラヤHimalayan2014‐04

頭いた~い!!!

2014年9月10日。
アイランドピーク登山に向けてのアプローチ4日目。

ディボチェ3820mのバッティに着いて、夕食までの空き時間に周辺を散歩した。山道から少し外れて脇道を入ってみたらキク科に違いないと思われるこれを見つけた。

富士山超えの標高の影響は如実で、さっそく軽い頭痛に見舞われた。おまけに、名だたるエベレスト街道は大賑わいで、従ってゾッキョやヤク、ドンキーといった荷運びの蹄族がこれでもかと乾燥した土埃を巻き上げるものだから、喉がヒリヒリするやら鼻の奥が痛いやらで往生する。部屋に入って独りでいると、すぐさま眠ってしまいそうだからとでかけた散歩なれど、出かければ、それなりのラッキーもあるということか。

もちろん食欲は甚だしく減退。グニャグニャパスタも焼きそばもどきチャーメも炒飯っぽいフライドライスも見るだにウンザリ、げんなり。
が…その隣で篠原さんはヤクステーキをモリモリ食べているという、そのディボチェで撮った花です、これは。

*経験上、花の名を同定することは不可能と判断し、上記のようにヒマラヤHimalayan2014の01からの通し番号とした。まずは植物生息気候区分がネパールが亜熱帯であるのに対し、日本は温帯であるから、日本で入手できる国内生息の草花を集めた図鑑では到底こと足りない。よしんば似たような、あるいは瓜二つの草花を日本の図鑑で探し出したとしても、進化上DNAが同一かまでは判断できない。

撮影年月日 2014/09/10
撮影場所 ネパール・エベレスト街道・ディボチェ
学名
科目・属
季節
生育地
分布