
ゼノン石川和尚:低音にまつわる話 No.04
前回は好きなベーシスト第一弾ということでMudvayneのライアン・マルティニーを紹介させていただきましたが、自分にとってヘヴィメタルのルーツは何だろう、と考えると、おそらく小学生のときに聴いた聖飢魔Ⅱだと思うのです。
という訳で、今回は好きなベーシスト第二弾、聖飢魔Ⅱの「ゼノン石川和尚」についての記事となります。
僕が初めて買った聖飢魔Ⅱのアルバムは、確か「地獄より愛をこめて」で、ベーシストはすでにゾッド星島親分からゼノン石川和尚へ交代したあとでした。聖飢魔Ⅱを聴き始めた頃はベースの良さなど全く分からず、ただ閣下の歌と激しい曲調が好きという、今考えればごく普通の1ファンだったと思います。
和尚のベースが好きになったのは、自分自身がベースを弾くようになってから。ボトムを支える堅実なプレイから、派手なスラップ(当時はチョッパーと言っていた)までこなす技巧派のベーシストで、僕も学生時代は「これくらい上手く弾けるようになりたい」と頑張ってコピーしていたものです。スラップというとどうしてもファンキーなイメージがあったのですが、メタルバンドのベースフレーズに取り入れるというアイデアがとてもカッコ良く思えて、僕の憧れのスタイルの一つとなりました。
さて、聖飢魔Ⅱの曲の中で、特に和尚のベースがフィーチャーされているんじゃないかなと思う1曲、「RENDEZVOUS 60 MICRONS’」のカバー動画があったので掲載させていただきます!
カッコ良いですね。
そしてこちらは人間の石川俊介氏。
癒しボイスだな、と思うのは僕だけでしょうか。
と、短いですが好きなベーシスト第二弾はここまで。次回もお楽しみに!