
TECH21 VT Bass DI:低音にまつわる話 No.06
前回に続き、今回も使用機材の中から1つを紹介します。
ライブ時にプリアンプとして使っている、VT Bass DIです。

以前は黄色と黒のサンズアンプを使っていましたが、旧型でMIDが無いタイプの物だったため、MIDの設定があるこちらに変更しました。

この「BITE」というスイッチの効き方がとても好きで、常時ONで使っています。これはどのような効果なのか、英語のマニュアルを翻訳してみると、「BITEをオンにすると、プレゼンスブーストとサブソニックフィルターがアクティブになります。これにより、歪み設定時にはサウンドが引き締まり、クリーン設定時には音符の輪郭が鮮明になります。」とのこと。一言でいうと”シャキッとする”という感じで良いのでしょうか。また、右側のスピーカーマークのスイッチは、見た目通りスピーカーシミュレーターで、これも常時ONにしています。こちらもマニュアルによると、10インチのスピーカーをシミュレートしているようです。
ライブの際はこのVT Bass DIでメインの音を作り、前出のマルチではプリアンプを使わず歪みやブースト、フランジャーのみを掛ける、という使い方をしています。「BLEND」ツマミで原音とのバランス調整もできるので、ベース本体の音を活かせる点も気に入っています。
さて、短いですが今回はここまで!次回もどうぞお楽しみに。
(余談ですが、今年の7,8月くらいにフットスイッチが壊れてしまい、リペア店で修理していただきました)

