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今日はどちらへ?登りがけのだちん

カナダアイスクライミング―3―

2016年2月29日
カールスバーグコラムCarlsberg Column:W15/150m
1P:W13-4/40m
2P:W12/55m
3P:W14/30m
4P:W14-5/25m
5P:W14-5/50m
同エリアにPilsnerPillarだのLuckyLager、Sapporoルートがあり、直近エリアにはGuinessGullyなんて小峡谷もある。よほどのビール好きの手になる開拓だったと見える。

カールスバーグコラム、アプローチ
カールスバーグコラム、アプローチ

さて、カナダ最終日の最終マルチアイスである。車を降りて10分もかからないほどのアプローチ。天国だ。
「今日はどんな氷瀑だろう?!」
この先に起こるできごとなど微塵も知らず、見えてきた巨大氷壁に感動する。
素晴らしい!!

カールスバーグコラム1P
カールスバーグコラム2P
カールスバーグコラム2P
カールスバーグコラム2P
カールスバーグコラム2P
カールスバーグコラム、我々はこれから3P目。先行チームは懸垂下降開始
カールスバーグコラム3P
カールスバーグコラム3P目。上部登っているのがラストピッチ
カールスバーグコラム3P目。上部ラストピッチ、先行チームは懸垂下降中

3ピッチ目、氷柱を乗り越したあたりで先行チームがラストピッチの氷柱に取りついているのが見え、やがて懸垂しているのが見える。

「あれがラストか〜」「短いけど面白そうだな〜」と独りごちする。3ピッチ目の終盤はなめた氷斜面を3段上ってラストの氷柱の基部に着く。
3ピッチの途中で、降りにかかっている先行チームとすれ違う。降り口で懸垂姿勢している背景があまりにも雄大で素晴らしいので、思わずパチリ!

しかしながら「面白そうだな〜」と独りごちしたラストピッチのバーチカルアイスを私が登ることはなかった。美しい背景を背に自力で懸垂することもなかったのだ。

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